SNS医療のカタチTVウラ話

犬と病理医の陽気なおしゃべり、そして大垣書店京都本店・医書ビブリオバトルを盛り上げるオンラインPOP対決!

第6回 医者を使い倒せ! コミュニケーションのアップデート(けいゆう編・後編)

 今回も元気にやっていきましょう! 普段はTwitter上でああだこうだと小競り合いを繰り返している犬と病理医が、オンラインイベント『#SNSやさしい医療のカタチTV』のコンテンツや登壇者を紹介しつつ、わいわいがやがやとチャットで騒ぐ当コーナー、前回から「けいゆう先生」をゲストにお迎えして喋っておりましたところ、前編はなんか医学史の話とか全体魔法の話とかまで広がってしまい、犬(司会・編集担当)、ちょっぴり反省。  今回こそはマジメにお届けします。ええ、今回こそは。

 

twitter.com 

 

 そんなわけで、今回も、居酒屋の隣のボックスに座っている気分でお聞きください。

 

前回記事↓

snsiryounokatachi.hatenablog.com

 

 

■「正解」じゃなく「最適解」に辿り着く速度

 

 

けいゆう先生のパーソナリティとして、問題に直面したときに「最適解」に辿り着くのが早いような印象を受けます。

 

ほう……。

 

えっ、そうですか?

 

いい分析だなあ。

 

「正解」じゃなくて、「最適解」ね。努力の方向性を決めるのが早い。

 

なるほど。 それって見ていてわかるんですか?

 

けいゆう先生のような人が最初に「本を書こう」と思ったのはありがたいし、その時代の最適解のひとつだったんだなと思います。

 

やっぱり紙媒体ってあこがれですからね。圧倒的に。

 

「本を書く」というのは、方向性なんだよなあ。

 

そうそう。けいゆう先生にとっては「本を書く」は手段なんですよね。「解」に辿り着くための。で、イベントでけいゆう先生の講演を聴いていて、「あ、そういうことか、この人、最適解に向かう速度が早いんだ」と思いました。特に「SEOを勉強し始めました」と言っていたあたりで。>見ていてわかるか

 

あっそうでしたね。 自分は、かなり多動というのもありますね。数打ちゃ当たる的な乱れ打ちも多いです。

 

 

■「いま読まれる記事」と、「ずっと読まれる記事」

 

 

個人ブログは、最初はどんなことを書いていたんでしょうか?

 

最初は、病気や症状を分かりやすく解説する記事です。

 

「今となっては」王道。

 

ほうほう。まだその記事のこってますか?

 

もちろん。残っているどころか、毎日見られている記事ですねー。

 

 

参考:

keiyouwhite.com

medical.jiji.com

www.kango-roo.com

 

 

やっぱり検索してたどり着く方々には、ネット上にコンテンツを置いておく、という行為そのものが役に立つんです。 オピニオン記事も書きましたが、こちらは賞味期限は短い。

 

説得力あるなあ。

 

「置いておく記事」、つまりストック情報ということですね。

 

「ストック」と「フロー」。

 

ですね〜。 ただ、フローの方が人の心は動くんです。

 

前に、けいゆう先生、「有名人が病気で亡くなったときは、スピード勝負」とおっしゃってましたよね。「すぐに、その病名について根拠のある医療情報記事を先に書かないと、いい加減な記事が検索上位に来てしまう」と。

 

旬な情報をタイムリーに、みたいなフロー型の情報。

 

ああいうのは旬もありますので、フローに近いです。 ただ、やはりそういう記事でも、医学的知識寄りに書きますが。

 

有名人の話題性にのっかるだけの記事が増えそうな時期に、きちんと根拠ある医学的な情報をおいておく、というイメージなので、どちらかというとフローする情報にはやめに置き石で対抗するみたいな感じですよね、先生のやってること。

 

そういう状況は今でも変わってませんか?

 

変わってません。が、消化器疾患になる人が必ずしも多いわけではないので、出番が少ないです。

 

あ、なるほど、そうか、冒頭(前編)で話した専門領域の話もあるのか。。。たとえば循環器系の病気とかだと、違う知識が必要になると。

 

循環器のことを僕が書くと、専門領域を超えて正確性も失われる恐れがありますしね。 あと「医学的知識寄りに書く」ということについては、自分の腰が引けているというのもありますね。 自分の色をあまり付けたくない。

 

おっ…?

 

 

■「怪獣」は形態も得意技も違うけど「正義の味方」は全部に対応する必要が

 

 

「僕はこう思います」というオピニオン系の記事には「そう思わない人」から反発がありますよね。 でも、根拠を示して医学知識を紹介することについては、いわばファクトですから、内容そのものは批判を受けにくいです。

 

そうかあ…。考えてみると、正義の味方のほうが圧倒的に不利なんですね。怪獣や悪者は、いつでも襲えるし、どんな形態か、地球を襲う方法や得意技はそれぞれ違う。でも正義の味方サイドは、守るためには専門性を獲得しなきゃいけないし、世界を救うためにはオールマイティ対応も考えなきゃいけないと。 特撮ヒーローものの見方が変わりそうだ。

 

悪者より正義の味方のほうが大変、これはよく言われますねぇ、医療の世界では。 この話、たらればさんが渋谷のイベントで一瞬で理解しておられたので、衝撃でした。

 

 

参考: 「【SNS発信の医師4人集結のトークイベント】知って、届けて、思い合う~やさしい医療がひらく未来~」(2019年9月29日開催)

withnews-medical-sns.peatix.com

 

 

そうだったそうだった。

 

そうでしたっけ?

 

たらればさんはそういうのを俯瞰するのがうまいなあ、なんの仕事なさってるか知らないけど……。

 

話を聞いて整理したりする仕事です。

 

まあちょっと頭が良すぎてびっくりしましたね。

 

わかるわかる、あと文章書くのも読んで勘所つかむのもお上手なんですよね、まったくなんの仕事を。

 

文章を書いたり読んで勘所をつかむ仕事です!!!

 

最後の司会でたらればさんがされた話、あれは今でも記憶に残っています

 

 

■「おれたちの仕事は、いつも手おくれ」

 

 

『パトレイバー』というマンガにですね、後藤隊長という人気キャラクターがいるんですが、「おれたち(警察官)の仕事は、本質的にはいつも手おくれなんだ」という印象的なセリフがあるんです。つまり、対症療法なんだと。

 

なるほどー。

 

実際そのシーンでは、風邪薬の話してますしね。

 

そうそう、薬を例に出してましたよね。でね、昨日たまたまその『パトレイバー』を読み返していておもったんですけど、「やさしい医療情報」って、そこから一歩前に踏み出してるんですよね。

 

おっ。

 

なるほど。 たしかに、診察室に来た時にはある意味「手遅れ」と。

 

あっ、もう通じてる。はやいな。

 

『パトレイバー』の文脈だと、「予防は、危ない面もある」という話だったんです。街中で警察官が、怪しい人に対して尋問しまくるのは弊害が多いと。それと同じで、健康な人に薬を処方するのはまずいだろうと。

 

うん。

 

そうなんですよね。過剰な検診がそれに近い。

 

(きみたち理解と回転が早すぎるので、もう少し読者に合わせましょう!)

 

ガルルル(抗議

 

似てますねー。『パトレイバー』、読もうかな。

 

ワンワンワン!!!!(18巻です)

 

 

■わりとエゴイスティックな理由だった

 

 

で、だ。 けいゆう先生、8月のイベントは主に裏方だそうじゃないですか。登壇しないと聞きました。もったいない。

 

あ、そうなんです。その話しましたっけ?

 

ぼくがリークしました。

 

病理医からリークされました。

 

あ、プログラムがそうなってるんだった。

 

リーク意味なかった。

 

人をポンコツスパイみたいに!

 

僕はあまり目立ちたくないというか、極力華やかな舞台からは距離をおきたいんです。NHKに出といて何を、と思われるかもしれませんが…。他からの依頼はほとんどお断りしています

 

まったくだw>NHK総合『フェイク・バスターズ』

 

 

参考: 

www.nhk.jp

 

 

「やさしい医療情報」、けいゆう先生はどういうお考えで取り組んでいるのかと、8月のイベントの狙いについてお聞かせください。

 

僕は御三方(大塚先生、ほむほむ先生、ヤンデル先生)に比べると圧倒的に、10歳くらい若いので、本業で何も成し遂げていないわけです

 

お、つまり、じじいどもに花道をゆずってやったと。

 

ゴホ...ゴホ...

 

そういう若造が「色物」になってはいけない、将来に差し障るかもしれない、という恐れと常に戦っています

 

いい話かとおもったらわりとエゴイスティックな話で安心しました。

 

わ か る ぼ く も す で に 差 し 障 っ て る 。

 

(ちょっと文字が打てないくらい笑ってます)

 

 

■色物になるのは本業で結果を出してから?

 

 

大塚先生は准教授ですし、ヤンデル氏もまあギャグばかり言っているようで、本業で病理医として招聘されてますからね各地で。 ほむほむ先生だって学術界では著名なアカデミアです。 3人とも教科書も書いてらっしゃるような方々ですから

 

ふむ。

 

僕はそういう業績はまだ何もない若輩者なので

 

しつれいな! ダジャレだって言うぞ。

 

そういう計算、大切だと思います。燃えるのは年寄に任せましょうと。

 

そういうところできちんと結果を出してからでないと、という思いは常にあるんですよね。

 

どうせしょっちゅう燃えてるし。

 

₍₍⁽⁽(ી( ・◡・ )ʃ)₎₎⁾⁾

 

₍₍⁽⁽(ી( ・◡・ )ʃ)₎₎⁾⁾₍₍⁽⁽(ી( ・◡・ )ʃ)₎₎⁾⁾

 

この速度でその顔でません。

 

とはいえ8月のイベントは思うところが大きいと思います。「こういうイベントにしたい」という狙いはありますでしょうか?

 

うんうん。

 

はい、それはですね、やっぱり「医療」というものが、壁の向こうの世界ではなく、カジュアルに触れることのできる世界であるべきだという思いがありますね。

 

カジュアルに。

 

事前に申し合わせなくこの言葉が2行でスッと出るあたりが軍師だなあ。

 

もちろん人の生死と関わる領域がカジュアルすぎるのはよくないのですが、これまでは、あまりに非専門家から不可侵で閉鎖的な世界であったと思うので。そういう垣根をなくしたいなと。

 

 

■「医師」という演出が、従わせるために必要だった?

 

 

これは前に、誰だったかな、ヤンデル先生宛てだったかな? 話したことだと思うんですが、これまで医師って、「権威」を演出装置として使ってきた面があったと思うんですよね。「目の前の相手に、必ず言うことを聞かせなければならない」、「反論させず、疑わせずに言うことを丸のみさせなければならない」という、演出としての「医師」。

 

はい、まさにです。それによって医師自身を守る、という側面もあったと思います。 『白い巨塔』の世界がまさにそういう感じですよね。

 

うん。

 

ただもう、ググれば「ある程度」は分かる世界になっていますから、逆に「ある程度」で済ませることのほうがリスクになっています

 

教室で「教壇」が一段高いのも、裁判所で裁判官が特別な衣装を着ているのも、診察室で医師が白衣を着ているのも、「演出効果」として最強の手段ですよね。 でもそれが、コミュニケーション手段の多様化で、通用しなくなってきた。というか、弊害のほうが大きくなってきたと。

 

なるほど……他の業界も同じなんですね。

 

○○だっていうだけで、叩かれちゃうもんね。(※○○の中には好きな権威を入れてください

 

そもそも、不安な時に出会う人が「得体の知れない存在」であってはいけないと思いますしね

 

わたくし、「普段、言葉を使って商売している編集者のくせにこの言葉遣いは」とか言われることがあるんですけど、「え、、、あなたの商売、言葉つかわないんですか…??」と驚いた記憶が。

 

医者はその点、嫌われやすいですよね。権威の中でも特に……。何かと偉そうにしている、というイメージも持たれがちです

 

嫌われやすいんですかね? 「友達になるなら医者だ」と考えそうなものですけども…。

 

ぼくゎみんなの友達だょ。

 

うるせぇ。

 

両極ですね。。みんな高給取りという妙なイメージ(一部は当たっているが)もある。

 

悲しみの連鎖が医療からカジュアルさを奪っているなあ。

 

 

■医師が「カジュアル」に接すると弊害は?

 

 

けいゆう先生は、実際にいまも患者さんと診察室で定期的に会っているんですよね? そういうときに、「医師」として相手へ半歩近寄ると、面倒だったり手間が増えたり、言うことを聞いてくれなかったり、などのマイナス面はありますか?

 

いい質問ですねぇ……。 それが、「ない、というより、むしろプラスだ」と気づいたんですね。医師3年目くらいの時に。

 

おお。

 

(専門知識を担保にした国家資格を持つ士業であり、高給取りというイメージで、嫌われがち、というのは、弁護士とも似てますよね。それで相談に行くハードルがあがって手遅れになるケースが多いことも共通している気が) って、おお、3年目。というか、はやいな、、、3年目。

 

弁護士とは似ていますね。 弁護士の先生のブログを読むと、ほぼ全て同じ悩みが書いてあったりします

 

へぇー、読んだことない。 今度読んでみよう。

 

まあおそらく、もともとそういう考えの持ち主だったと思うんです僕は。

 

え、どういうことですか? 患者に半歩近寄ることが?

 

たとえばスキーで腰が引けると余計に転びますよね。 前のめりの方がかえって安全。

 

「一方通行なコミュニケーションよりも、双方向的なコミュニケーションのほうが、結果的に双方の利益の総和が大きい」ということでしょうか。

 

あ、なるほど、それを言われると、それもあると今気付きました。

 

 

■「前のめり」なほうが結果的にお互い助かる

 

 

「前のめり」の話をもうすこし詳しく伺えますか?

 

対話する相手とは、距離をとって自分の精神的なパーソナルスペースを侵されないようにするほうが一見安全なように見えて、実は、ある程度近づいて、弱みや本音も見せる方が「コミュニケーションが取りやすい人」だと思われやすい、と以前から思ってたんだと思います。

 

なんてわかりやすい説明なんだ。これまともに説明するの難しいのに……。

 

ああー、インタビューするときの真髄みたいな話だなあ。。。

 

そのままツイートできそうないい投稿ができましたね今。 自画自賛。

 

ツイッターやってるとこういうのうまくなるのかなあ……。

 

医者ってそもそも「とっつきにくい」じゃないですか

 

ふむ。

 

対話で言えば、マイナスからスタートしている。

 

知識の量の差が圧倒的ですからね。そりゃあそうだろうなと思います。

 

堅物でしゃべりにくそうな人かもしれない、という不安からスタートですよね。診察室に入る前に。 知識量の差ももちろんそうです。

 

「自分のことを自分以上に知っているであろう相手」と話すわけですから、そりゃあ患者さんは不安だろうなと。

 

だから、意識的に垣根を取り払おう、という心構えが医師には必要なのですが、しかし患者側の「診察室に入る前の不安」も軽くしたいなと。

 

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■「不安をなくす」ハドスン夫人の役割とは

 

 

ほむほむ先生の時に医師の診察と『シャーロック・ホームズ』の話が出ましたが、ホームズのところに頼みごとをしに行く依頼人、めちゃくちゃ緊張して不安だったと思います。「こいつ、なんでも分かっちゃうんだよな…」と。

 

患者さんのその不安は少ないほうが、医師に情報を与えやすいと思うのです

 

ホームズへの依頼前に気持ちを楽にさせてくれるとなると、ハドスン夫人にがんばってもらうしかない。

 

患者さんしか知らない情報、というのがあるわけですからね。自分の体について。

 

あ、そういえばハドスン夫人、ちょっとうっかりめの老婦人という設定が絶妙なんですよね。「来た人をほっこりさせて、油断させる装置」という効果がある。

 

あ、まさにそれは重要な役回りですね。 今度出す本のテーマが「医者を使い倒す」なんです。 必要な情報を効率よく与えて医者から実益を引き出せ、というテーマです。

 

「医者を使い倒す」ww

 

そう考えると、看護師さんがいままでそういう「心を開かせる技術」を活用していたんだろうなあ。。。と思い立ちました。

 

そうです。看護学というのは深いですよ。

 

カンゴシ布陣。

 

ハドスン夫人の役目はベテラン看護師だった、っておもしろいなーー。 それで、けいゆう先生が新刊を出すと。

 

『医者と病院をうまく使い倒す34の心得』という本なんですが。 (編集者注/6月18日発売予定)

 

いいかんじのタイトルだなあ。

 

そのくらい皆さんに上手に利用できるようになってほしいなーと思いまして。

 

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医者と病院をうまく使い倒す34の心得(KADOKAWA)


 

 

■「LonelyではないけどSolitudeではあるなあ」

 

 

たぶん、医師と患者のコミュニケーションロスって、「解決するか、しないか」という2択ではなくて、けいゆう先生みたいな人が、本を出したり講演したりして、「よりマシにしたり、現状に合わせるためにアップデートを続ける」みたいなことなんでしょうね。

 

間違いないです。

 

ゼクシィ1冊あればすべての夫婦が一生円満です、みたいなことはないからなあ。コミュニケーション問題ってとにかくアップデートを続けていくしかない。

 

多くの医師は忙しいですし、暇もないと思うのですが、自分は今大学院で少し時間に余裕があるし、なんといっても好きでやってますので、そういう人がやるほうがいいだろうという思いで活動しています

 

「オリジナルスリー」の2人めにしてよくわかったんですけど、「やさしい医療情報」の関連医師の人たちって、なんというか、みんな独立性が高いんですよね。。勝手にやってる感がある。

 

それはそうですね!

 

LonelyではないけどSolitudeではあるなあとはたから見てて思います。

 

おそらくですが、個人の趣味の延長、という意識が強いと思います。 なんてったって、ほむほむ先生のブログのタイトル、「備忘録」ですからねえ。

 

 

参考:  

pediatric-allergy.com

 

 

骨子として「やさしい医療情報」というテーマがあればそれで一緒にやれる、ということなんでしょうね。であれば、つくづくこの「やさしい医療情報」というネーミングはすばらしいですねえ。

 

そのタイトル、誰が考えたんだったかな。けいゆう先生でしたかね?

 

これはたしか大須賀先生と話し合いの中でみんなで決めたと思います。 つまり、ヒカリエのイベントから(2019年9月)。

 

渋谷かー。

 

そうか、渋谷だ。

 

参考:

note.com

 

 

■今回のコロナ禍で「みんなが医療の話」をし始めたことに…

 

 

本日最後のお題です。けいゆう先生、今回のコロナ禍で何か変わりがありましたか? Yahoo!がまとめたところによると、今回のコロナ禍で医療情報、爆増したそうだし、できれば「医療」もしくは「情報」関連で、何か気づいた変化があれば。

 

やっぱり、みんながこんなに医療の話をしている、という前代未聞の異常な光景を見ましたね。

 

ぼくあんまりしてない。

 

タイムラインに医療関係者がこんなにいたのか! とちょっと驚きました。

 

医療者以外も、何かと新型コロナの話をしていましたよね

 

タイムラインにこんなにいるのか!はよくいわれる。

 

神出鬼没医。

 

で、こうなると、やっぱり医療に関して普段からもっと知っておいたほうがいいんだと痛感しました。

 

実はみんな関心あるんだけど、それがハッキリわかったってことでしょうね。

 

「有事の際に学ぶ」では遅いんですね。 これ、患者単位で、ミクロの話ではずっと起こっていたことです。

 

そうだね、ぼくも、「正直医療の話なんて日頃からするものじゃないよ」と思ってましたよ。前は。

 

お、なるほど。「本質的にはいつも手おくれ」から、半歩前へと。いい具合に話が戻ってきましたね。いい記事になりそうだ。

 

これが、集団単位で起こるとこんなパニックになってしまうんだと。 普段、患者さん単位なら、診察室で2~3回、膝を付き合わせて話をすれば分かり合えるような内容でも。

 

医療の話って、健康な時にすると、どうしたって不安になりますしねえ。。。その不安とどう付き合って、「やさしい医療の話」にするかが大事なんだなあ。

 

そうなんですよね。でも、保険や老後のことなら平時からそれなりに情報収集して備えようという意識がありますよね。一方で自分や家族が病気になったときのことはあまり意識されない

 

そういやそうだなー。「癌になったらどうしますか」って、年中CMでやってる。

 

本筋と関係ないからあとで消してもらっていいんだけど「そうなんですよね。」のあいづちがみんなうまいなあ。

 

ぜってぇ残してやる。

 

ニャー!(抗議

 

ヒヒーン!(新機軸

 

これへのあいづちはまだ身に付けていません。

 

それは大丈夫です。

 

時間すぎてる

 

そうでした、時間でした。大変おもしろかったです。

 

まったくです。いいテーマが見えました。

 

大丈夫でしょうかこんなので。

 

それでは原稿にまとめてチェックに回します。すごく面白かったですよー。

 

よかったですm(__)m

 

ではでは本日のゲストは、けいゆう先生でした、ありがとうございましたー。

 

ありがとうございましたー。

 

ありがとうございました!!

 

 

 

 かなり高尚な話だった気がするし、なんだか脳が筋肉痛な感じがするんですが、読み返すとなぜかネコとウマの鳴き声が印象に残るチャットでした。「けいゆう先生は仮面ライダーみたいな人」から「怪獣に比べて正義の味方は大変だ」という話につながり、ホームズから看護師へ、そして「診察室に来る前に出来ること」へ落ち着いた流れは、なかなか美しかったかなと思います。あと個人的には、「自分はまだ何も成し遂げていないから」という話がすごく印象深かったです。こういう渇望が、人の成長を支え続けるんだよなあ…と。  それではまた次回!! お楽しみに!!

 

 

 

構成、見出し:たられば

2020年8月23日オンラインイベント #SNS医療のカタチTV (やさしい医療の世界) /© 2020 SNS医療のカタチ/背景画像 Adobe Stock/Happy monkey